総合診療専門医

総合診療専⾨医とは

委員⻑挨拶

 日本における専門医制度の方向性を決定づけた、「専門医の在り方に関する検討会」報告書(厚生労働省、2013年4月)における総合診療医に関する記述を一言で要約すれば、総合診療医とは、「幅広い視野で患者と地域を診る医師」です。

幅広い視野とは、

●予防医療(保健)から急性期の診断・治療、そして回復期から慢性期~終末期まで

●個々の臓器系統の単一疾患から心理社会的問題までの複合的な問題を全人的に捉える視点

●一人の行動から集団の行動~社会制度まで

●日常の診療から非日常の災害医療~感染症パンデミックまで

●地域によって異なるニーズに的確に対応できる「地域を診る医師」としての視点

などであり、総合診療医は状況を俯瞰的に捉えた上で、自分が果たすべき役割は何か、連携すべき相手は誰か、働きかけるべきセクターはどこかを考えながら、患者や住民にとっての最善を目指して活動します。

 そのような経緯から、前述の報告書に沿って総合診療専門医の育成は日本専門医機構が行うこととなり、2018年度に第1期生が研修を開始、そして今年2021年秋、初めての当機構認定の総合診療専門医が誕生します。その新しい専門医こそが、これからの総合診療を切り開くパイオニアであり、彼らに続く研修医や専攻医の良きロールモデルとなって頂けるものと期待しています。

 当委員会では、今後も説明会等を通じて先生方の意見を広く取り入れながら、機構が作成する学修コンテンツの修了によって専門医更新に必要な講習会の単位を取得できる生涯学修体制を構築していく予定です。熱心な指導医の先生方とともに総合診療領域の研修制度をより充実させ、より多くの質の高い総合診療専門医を育成してまいりたいと思います。また専攻医や新専門医を委員会に招聘することも検討しています。若い皆さんのご参加を心からお待ちしております。

   2021年6月吉日

一般社団法人 日本専門医機構

総合診療専門医検討委員会

委員長 羽 鳥  裕

専攻医(専⾨研修を希望する⽅)医学⽣・研修医の⽅

研修プログラム応募スケジュール

2022年度専攻医募集スケジュール
2022年4月研修開始専攻医の専攻医登録(アカウント取得のみ)を開始いたしました。
募集スケジュールは以下のようになります。
■専攻医1次募集
応募期間2021年11月 1日(月) 正午~2021年11月12日(金) 正午まで
採用調整期間2021年11月15日(月) 正午~2021年11月24日(水) 正午まで
採用結果通知2021年11月29日(月)
募集実施確認期間2021年11月25日(木) 正午~2021年11月29日(月) 正午まで
■専攻医2次募集
応募期間2021年12月 1日(水) 正午~2021年12月14日(火) 正午まで
採用調整期間2021年12月16日(木) 正午~2021年12月23日(木) 正午まで
採用結果通知2021年12月24日(金)
募集実施確認期間2021年12月24日(金) 正午~2022年 1月 5日(火) 正午まで
■専攻医募集 最終調整期間
応募期間2022年 1月 6日(木) 正午~2022年 1月18日(火) 正午まで
採用調整期間2022年 1月20日(木) 正午~2022年 1月28日(金) 正午まで
採用結果通知2022年 1月31日(月)

応募フロー

各専門研修プログラムにご応募いただくためには、専攻医登録が必要となります。専攻医登録が完了いたしましたら、専門研修プログラムへの応募が可能となります。
それぞれの募集において応募できる専門研修プログラムは1つに限ります。複数プログラムへの重複応募は出来ませんのでご注意ください。1次募集で選にもれた方は、2次募集に応募してください。

※既に研修プログラムシステムに登録済の先生方(旧システムの専攻医IDをお持ちの先生方)で2021年研修修了見込みの先生方など応募可能ですので、詳しくは登録応募ページよりお進みいただきご確認下さい。

専攻医登録
本ホームーページの「2022年4月研修開始の専攻医登録」または専門研修希望領域(学会)のホームページより 専攻医登録・応募 専攻医登録サイトにアクセスし、自身の専攻医基本情報を入力してください。

●氏名(フリガナ)/生まれ年(西暦)/性別

●医籍登録番号/登録年

●修了した臨床研修プログラム/修了年月日

●メールアドレス

●登録時点で希望する専攻診療領域 など

専攻医登録
専攻医登録サイトに研修プログラム等が掲載されます。
専攻医登録
専攻医登録から応募締め切りまでの間に、希望する基幹施設の見学などを行い、熟慮して1次募集の応募先を決定してください。
その後、専攻医登録サイトから応募してください。応募は1領域の1プログラムに限ります。 また、専門医機構は初期臨床研修のようなマッチングは行いません。必ずご自身で応募先を決定し、応募を行ってください。
専攻医登録
各プログラムごとに面接などがあります。 プログラム統括責任者から案内があるので、それに従ってください。
専攻医登録
採用試験の結果、採用となった場合はプログラム統括責任者の指示に従って、翌年からの研修を準備してください。不採用になった場合には、2次募集に応募が可能です。

*1次募集では応募されていない方も2次募集に応募可能です。

専攻医登録

2022年4月研修開始専攻医の専攻医登録(アカウント取得のみ)を開始いたしました。
専攻医登録・応募

研修プログラム整備基準

総合診療領域専門研修プログラム整備基準
総合診療領域専門研修モデルプログラム

研修開始届について

研修開始より2ヶ月以内に、日本専門医機構総合診療事務局(support-gpr@jmsb.or.jp)宛にメールにて、Excelファイルのままご提出くださいます様お願い申し上げます。

登録管理料・システム使用料について

専攻医は、登録管理料・システム使用料として、一人あたり5万円(消費税別)を日本専門医機構に支払うこと。

※支払方法、支払期限については専攻医へ個別にご連絡致します。

研修手帳

総合診療専門研修管理システムGRSならびにオンライン研修手帳J-GOALに関するお知らせ
GRS(General medicine Residency management System)とは総合診療専門研修管理システムの略称であり、総合診療専門研修のプログラム、専攻医と指導者ならびに関係者、研修施設に関する情報を統合管理するために開発されました。

またJ-GOAL(Japan Generalist Outcome Achievement Logbook)は、2019年4月以降に総合診療専門研修を開始された専攻医の皆様を対象とするオンライン研修手帳であり、GRSの一部として組み込まれています。

J-GOALは、総合診療専門研修プログラム整備基準に準拠して開発されています。該当する専攻医の皆さんは、J-GOALを用いて研修の実績と省察の内容について逐次記録を行って下さい。また、指導医ならびにプログラム統括責任者におかれましては、担当されている専攻医の記録を適宜確認・承認し、適切な助言を提供して頂ければと存じます。

なお、J-GOALのコンテンツの一つである経験省察研修録につきましては、2019年度開始の専攻医はタイプAとタイプBの2種類からの選択となっておりますが、2020年度開始の専攻医からは後者に一本化されています。仕様上は2020年度以降開始の専攻医もタイプA様式をアップロードすることが可能ですが、これは評価対象とはなりませんのでご注意下さい。

本システムには改善が必要な点が多々あることと存じますが、皆様からのフィードバックを頂戴しながら改善して参りますので、何卒ご活用下さいますようお願い致します。
〈総合診療専門研修管理システムGRS(オンライン研修手帳J-GOAL)はこちらから〉
GRS_J-GOAL
■ GRS説明動画(アカウント説明)_20200615
■ GRS説明動画(申請の流れ)_20200616
■ GRS説明動画(管理者)_20200615-2
■ GRS説明動画(専攻医)_20200615-2
■ GRS説明動画(指導医)_20200615
J-GOAL操作説明動画
さて、研修の際にご使用されている「J-GOAL」について、実際に現場で使用されている専攻医の先生、指導医の先生にご協力をいただき、操作説明に関する動画を作成致しました。

今後も専攻医、指導医の先生方のご負担を少しでも軽減できるよう、同システムの整備や改修に努めて参ります。以下の動画を是非ご視聴下さい。
■ J-GOAL操作説明動画
従来版研修手帳
2019年度に総合診療専門研修を開始した専攻医の方へ
2019年度に総合診療専門研修を開始した専攻医の方は、こちらの2019年度版研修手帳〔暫定印刷版〕(Wordファイル形式)をお使い頂いておりましたが、オンライン版研修手帳(J-GOAL)が公開されたことに伴い、今後はJ-GOALを使用して頂きますようお願い致します。Wordファイルに記入して頂いた内容は、お手数ですがJ-GOALに転記をお願い致します。
2018年度に総合診療専門研修を開始した専攻医の方へ
2018年度からに総合診療専門研修を開始した専攻医は、以前より公開されている2018年度版の研修手帳を引き続きお使い頂いても結構ですし、2019年度版研修手帳(暫定印刷版に限定)をご利用頂くことも可能です。ただし、2018年度版と2019年度版の併用はできませんので、必ずどちらか一方を選択して下さい。
経験省察研修録の様式一本化について
2019年度版研修手帳に含まれていた経験省察研修録には、目標が細かく設定されているもの(タイプA)と、大枠(総合診療の7つの資質・能力)を示して自律的な学修を促すもの(タイプB)が存在し、混乱を招く結果となっておりました。

これを受けて本機構の総合診療医検討委員会で審議致しました結果、タイプAはタイプBに包含することが可能であることから、2020年度研修開始の専攻医から経験省察研修録を自由度の高いタイプBに一本化することになりました。また、タイプA、タイプBという名称は使用せず、単に「経験省察研修録」と呼ぶことになりました。 皆様へのご説明が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

なお、タイプAを選択された2019年度研修開始の専攻医のために、J-GOALではタイプAをアップロードできるようになっています。2020年度以降に研修を開始した専攻医におかれましては、タイプBのみが評価対象となりますので、ご注意下さい。

総合診療版 J-OSLER

総合診療版J_OSLER 説明動画
さて、研修の際にご使用されている総合診療版J-OSLERについて、実際に現場で使用されている専攻医の先生、指導医の先生にもご協力をいただき、操作説明に関する動画を作成致しました。

今後も専攻医、指導医の先生方のご負担を少しでも軽減できるよう、両システムの整備や改修に努めて参ります。以下の動画を是非ご視聴下さい。
■ 総合診療版J_OSLER 説明動画

研修評価に関連する書式

総合診療専門研修プログラム

 プログラム統括責任者 各位

 大変お待たせしておりましたが、研修評価に関連する書式について、日本専門医機構の以下のホームページにアップいたしましたので、ご活用いただければ幸いです。
 なお、研修手帳については、オンラインで利用できる新たなフォーマットを準備しているところです。近日中に公開予定ですが、利用できる状態になりましたら改めてご連絡を差し上げますので、もうしばらくお待ちください。
このことについて、何かご質問がございましたら機構事務局(info-gpr@jmsb.or.jp)までご連絡ください。
 総合診療専門研修充実のため、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
日本専門医機構 総合診療専門医検討委員会
委員長 羽鳥 裕
■ 短縮版臨床評価テスト(Mini-CEX)
■ 多職種による360°評価
■ ケースに基づくディスカッション(CbD)

専門研修プログラム修了について

 総合診療専門研修プログラム修了時に機構に提出いただくリスト、および申請書は下記からダウンロードをお願いいたします。総合診療専門研修プログラム整備基準も改訂しましたので合わせてご参照ください。
 なお2018年度研修開始の専攻医の方は学会発表または論文発表について猶予の規定も制定いたしましたので下記よりダウンロードしてご覧ください。
■2018年研修開始の専攻医の方へ(修了要件 研究に関する規定)
1.原則として、修了には学会発表、論文発表のいずれか1回が必要。使用言語は問わない。
ただし、2018年度研修開始者については、研修修了まで期間が短いことと新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、専門医試験受験年度の年度末(2022年3月末日)までに学会発表、論文発表のいずれか1回を行い専門医機構へ報告すること。
2.学会発表は、筆頭演者に限るが、臨床研究、症例報告のいずれでも可。それぞれ口演・ポスターのいずれでも可。
ただし、学会発表は全国規模の学術大会とその地方会、国際学術大会は可とするが、研究会などは不可。
3.論文発表は、原著、症例報告、総説のいずれでも可。査読の有無は問わない。日本語の場合は、医学中央雑誌に掲載される雑誌であること。ただし、査読ありの場合は単著、共著ともに可とするが、査読なしの場合、「筆頭著者かつ指導医との共著であること」を条件とする。
4.研修修了の確認は日本専門医機構において下記のチェックリストに従い、 研修手帳および提出物の確認をいたします。ご覧いただき準備をお願い申し上げます。
なお、2020年度(2021年3月)に研修を終了される専攻医の先生の提出締め切りは2021年6月末になります。(4/6変更)

また、研修修了後の機構への提出物の提出⽅法につきましては、4⽉14⽇(水)メールにてご案内致しましたので、ご確認下さい。(4/14追記)
5.研修実績の確認について
登録管理料・システム使用料が期限までに支払われない場合、研修実績が確認・審査できなくなります。
6.新型コロナウイルス感染症パンデミックに係る特別措置について
2020年度に研修修了予定の専攻医に限り総合診療専門研修の特別措置を行っております。
お知らせの総合診療専門医の一覧に掲載してありますのでご覧ください。

専門医試験

総合診療専門医試験に関するお知らせ
 平成30年4月より、新専門医制度のもと「総合診療専門医」の専門研修をスタートし、各研修領域において指導医による指導を受け、所定のプログラムを修了された方を対象に第1回総合診療専門医試験を実施いたします。

 ●2018年度に総合診療専門研修を開始し研修を修了された方へ

 今後、総合診療専門医検討委員会認定試験部会より、総合診療専門医試験に関する情報を公開してまいりますので、定期的に公開情報をご確認ください。

専門医認定・更新

総合診療専門医の認定・更新に関するお知らせ
 総合診療専門医検討委員会において「総合診療専門医の認定および更新」に関する基準について下記のとおり定めましたので、お知らせいたします。

 なお、この基準は「第1回総合診療専門医試験受験者」から適用となりますが、基準に関する具体的な内容や条件については現在検討中のものもあり、詳細が決まり次第公表いたします。

専門研修の中断、再開、延長について

専門研修の中断、再開、延長を希望する場合は、それぞれ機構への届出が必要になります。なお、中断、延長の必要がある方で、下記(1)〜(4)のいずれかに該当する場合は、研修休止期間が6ヶ月以内、かつ総合診療Ⅰ、総合診療Ⅱ、内科、小児科、救急科の必修研修における研修期間がそれぞれ規定の期間の2/3を下回らない場合であれば、中断届や延長届の提出の必要はありません。なお、各研修における2/3の期間は、総合診療ⅠおよびⅡ:それぞれ4ヶ月かつ合計12ヶ月、内科:8ヶ月、小児科:2ヶ月、救急科:2ヶ月、となります。
(1) 病気の療養
(2) 産前・産後休業
(3) 育児休業
(4) 介護休業
(5) その他、やむを得ない理由

なお、総合診療専門研修では、「プログラム 制」で研修を行うことが適切でない合理的な理由がある場合は、「カリキュラム制(単位制)」での研修が認められる場合があります。対象となる場合など、詳細については、「カリキュラム制(単位制)」のページをご覧下さい。
【専門研修を中断する場合】
事情により専門研修を中断する場合は、中断届の提出が必要になります。他の基本領域へ移籍する場合も中断届を提出して下さい。
なお、専門研修を再開する場合は、再開届の提出が必要となります。
【専門研修を再開する場合】
事情により専門研修を機構に届け出た上で中断した専攻医が、専門研修を再開する場合は、再開届を提出する必要があります。
【専門研修の研修期間を延長する場合】
事情により専門研修の研修期間を延長する場合は、延長届の提出が必要となります。

年度採用数